肩関節 肩関節 肩関節後外側部痛 ~肩甲上神経を見逃すな!腋窩神経だけ考えていても症状が改善しない理由~ 2024年7月11日 みなさんにも経験はありませんか? ・肩関節挙上最終可動域で後外側部に疼痛が出現する ・1st外旋の介入中に肩関節後面に痛みが出現する ・結帯動作、後方へのリーチ動作で肩関節後面に疼痛が出現する などの症状が出現した際、皆さんはどのように評価をして、介入を進めていきますか? 肩関節後外側部痛と言えば、「腋窩神... @PtGekikara
肩関節 肩関節 肩甲下筋の機能 ~解剖を詳しく見ていくとわかる肩関節内旋以外の重要な役割とは?~ 2024年5月10日 肩甲下筋は回旋筋腱板の総筋量の53%を占め、最も強力な回旋腱板筋です。肩の主要な内旋筋として作用し、肩関節前方の安定性やDepresser機能(下方牽引)として作用しています。 肩甲下筋は肩関節の運動や安定性に寄与する大切な筋肉になるのですが、肩甲下筋の解剖を詳細に見ていくと、肩関節の運動や安定性に寄与する以外... @PtGekikara
肩関節 肩関節 症例から学ぶ肩関節可動域制限 ~拘縮肩・腱板損傷の可動域を拡大させる!~ 2024年4月2日 今回の記事は肩関節周囲炎(拘縮肩)、腱板損傷の2症例から、関節可動域拡大に向けて、私が臨床でどのように評価・介入をしているのかを提示させていただきたいと思います! 問診や挙上動画から、「どのような点に着目するのか?」また「どのような評価が必要になるのか?」「評価からどのような介入が必要なのか?」など、私が臨床1... @PtGekikara
肩関節 第一肋骨疲労骨折を見落とさないポイント! ~なぜ?そんな場所に痛みが出るのか?~ 2024年3月22日 第一肋骨疲労骨折は発生頻度が全肋骨骨折の中でも0.05~5%%と発生率が少ないです。私は今までに3例の症例を経験していますが、1年に1人携わることができるかできないかの頻度になります。 ですが、第一肋骨疲労骨折を見逃してしまうと、骨折の痛みを肩関節や肩甲骨や胸椎の問題による痛みと考えてしまい、症状を悪化さ... @PtGekikara
肩関節 肩関節 日常で肩の負担となる動作 ~何を見て何を考える?肩の痛みとの関係性~ 2024年2月27日 みなさんが考える肩の負担となる動作はなんでしょうか? 「重いものを持ち上げる仕事」「長時間、座り続けている仕事」「洗濯物や掃除」それとも「上肢を繰り返し挙上するスポーツ」でしょうか? これらの動作は確かに、肩に負担が加わる動作になります。 では、これらの肩に負担となる仕事や動作を行うと、必ず肩に痛みが出現する... @PtGekikara
肩関節 肩関節 ~これを知れば肩関節の介入が変わる!~ 棘下筋を見るPoint!可動域制限を改善するために重要なこと… 2023年10月27日 肩関節にもアウターマッスルとインナーマッスルが存在します。インナーマッスルはアウターマッスルよりも早期に活動し、関節運動が生じる前に、関節を安定化させる役割があります。 肩関節でいうインナーマッスルは棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋(腱板筋群)の4つになります。もし、これら腱板筋群の機能低下が生じると、関節が不... @PtGekikara
肩関節 肩関節 小円筋と関節可動域制限 2023年10月16日 肩関節は人体の中で最大の可動域を有する関節になります。可動域が最大である一方、骨構造による関節の安定性はほとんどありません。そのため、肩の機能的安定性は関節包や靱帯、関節唇などの静的安定化組織と、周囲の筋肉(特に回旋腱板)の動的安定化組織によって達成されます。 中でも、回旋筋腱板は上肢の運動中に上腕骨頭を関節... @PtGekikara
肩関節 肩関節頸部 頸部からの影響を見逃していませんか?~肩凝りと決めつけていけない理由~ 2023年10月4日 厚生労働省の調査によると"女性は「肩こり」を訴えている方の割合が最も高く、男性でも全体の第2位”です。(2019年 国民生活基礎調査の概況 - 厚生労働省) 肩こりは国民病でもあり、現代病でもあります。長時間のスマートフォンの使用や在宅ワークは筋骨格系の問題を引き起こす可能性があります。 スマホなどの画... @PtGekikara
肩関節 肩関節 1st外旋制限のみ? ~CHLは多方向のROM制限に関与する!~ 2023年10月1日 凍結肩は人口の2%~5%が罹患していると報告されており、女性に多い疾患です。凍結肩は50~60歳代に最も多く、ピークは50代半ばです。 凍結肩の最大17%では、5年以内にもう一方の肩にも発症する可能性があります。 凍結肩は自然回復すると考えられていますが、関節包の線維化や変性の程度によって、症状が何年も続くこと... @PtGekikara
肩関節 肩関節 凍結肩のエビデンス ~基礎から介入まで~ 2023年9月18日 凍結肩や癒着性関節包炎などの用語は広範囲に使用されていますが、現在の ISAKOSガイドラインでは”凍結肩”という用語の使用を支持しており、癒着性関節包炎は推奨していません。そのため、今回の記事では凍結肩に統一して記載していきます。 凍結肩には、一次性凍結肩と二次性凍結肩があります。原因や外傷が不明で症状が... @PtGekikara