下肢の評価・介入動画 一覧

 

 

股関節

OKCでの運動を筋活動で可視化

一般的に運動の順序は、低負荷またはOKCでの運動から開始されて、徐々に高負荷やCKCへの運動へと段階付けしていきます。負荷量だけでなく、運動方向も気を付けつける必要があります。例えば、側臥位で外転運動を実施した際、股関節屈曲を加えると大腿筋膜張筋、伸展を加えると中殿筋後部の筋活動が増大します。

 

クラムでは、股関節の屈曲角度を変化させると大殿筋と中殿筋の筋活動が異なります。また、背臥位と伏臥位で股関節外転運動を実施すると、背臥位では大腿筋膜張筋の筋活動が高まり、伏臥位では中殿筋の筋活動が高まります。

 

 

 

CKCでの運動はOKCの運動と比べ、負荷も大きいため筋活動が高まりやすいです。片脚立位にて、下肢を前後に振る運動(ランニングマン)を実施すると、支持脚の中殿筋の筋活動が高まっていることがわかります。一方で、大腿筋膜張筋の筋活動が高まっていないため、ランニングマンは中殿筋の筋活動を引き出しやすい運動と考えることができます。

 

 

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