肩関節 肩関節 肩甲下筋の機能 ~解剖を詳しく見ていくとわかる肩関節内旋以外の重要な役割とは?~ 2024年5月10日 肩甲下筋は回旋筋腱板の総筋量の53%を占め、最も強力な回旋腱板筋です。肩の主要な内旋筋として作用し、肩関節前方の安定性やDepresser機能(下方牽引)として作用しています。 肩甲下筋は肩関節の運動や安定性に寄与する大切な筋肉になるのですが、肩甲下筋の解剖を詳細に見ていくと、肩関節の運動や安定性に寄与する以外... @PtGekikara
足関節・足部 足関節 足と膝 ~膝OAで膝だけ見ていませんか?~ 2024年4月29日 高齢化と肥満の人口増加に伴い、変形性膝関節症(以下:膝OA)を経験する人がますます多くなり、全世界における65歳以上の40%が膝OAと考えられています。 膝OAでは膝関節の変形、疼痛、腫脹、機能不全など多くの症状を示し、その症状の出現に伴い、活動量の低下、歩行能力が低下し、人々の生活の質が大きく低下してしまい... @PtGekikara
記事 その他 腱炎・腱症・腱障害とは? ~介入は異なるのか?~ 2024年4月26日 みなさんは腱炎・腱症・腱障害はどのように使い分けていますか? それぞれの言葉の定義を理解しておくことで、ドクターや多職種との連携もスムーズにいきますし、言葉の定義を知れば評価や介入にも生かすことが出来ます。逆に考えると、言葉の定義を知らないと評価も正確にできず、介入することで状態を悪化させる可能性もあります。 ... @PtGekikara
足関節・足部 足関節 扁平足は改善するのか? 運動でどこまで改善する? 2024年4月26日 人間の足部は複雑な構造をしており、さまざまな組織がそれぞれの機能を果たすことで、身体が支持されています。 そして、足部の骨・靱帯・筋が内側縦アーチ、外側縦アーチ、横アーチの3つのアーチを形成します。これら、3つ個々のアーチの働きも大切ですが、協調的なアーチの関係性も大切になります。 足のアーチの構造と動... @PtGekikara
足関節・足部 足関節 足関節背屈の基礎 ~定義や運動方向を理解していますか?~ 2024年4月10日 皆さんにまず問題です。 足部に骨はいくつありますか? 足部に関節はいくつありますか? 足部に靱帯はいくつありますか? 足部に筋肉はいくつありますか? すべて知っている方はすごいです!この記事は読まなくてもよいくらいの足部マスターだと思います!足部には骨が26、関節は33、靱帯は107、筋肉が19... @PtGekikara
肩関節 肩関節 症例から学ぶ肩関節可動域制限 ~拘縮肩・腱板損傷の可動域を拡大させる!~ 2024年4月2日 今回の記事は肩関節周囲炎(拘縮肩)、腱板損傷の2症例から、関節可動域拡大に向けて、私が臨床でどのように評価・介入をしているのかを提示させていただきたいと思います! 問診や挙上動画から、「どのような点に着目するのか?」また「どのような評価が必要になるのか?」「評価からどのような介入が必要なのか?」など、私が臨床1... @PtGekikara
肩関節 第一肋骨疲労骨折を見落とさないポイント! ~なぜ?そんな場所に痛みが出るのか?~ 2024年3月22日 第一肋骨疲労骨折は発生頻度が全肋骨骨折の中でも0.05~5%%と発生率が少ないです。私は今までに3例の症例を経験していますが、1年に1人携わることができるかできないかの頻度になります。 ですが、第一肋骨疲労骨折を見逃してしまうと、骨折の痛みを肩関節や肩甲骨や胸椎の問題による痛みと考えてしまい、症状を悪化さ... @PtGekikara
肩関節 肩関節 日常で肩の負担となる動作 ~何を見て何を考える?肩の痛みとの関係性~ 2024年2月27日 みなさんが考える肩の負担となる動作はなんでしょうか? 「重いものを持ち上げる仕事」「長時間、座り続けている仕事」「洗濯物や掃除」それとも「上肢を繰り返し挙上するスポーツ」でしょうか? これらの動作は確かに、肩に負担が加わる動作になります。 では、これらの肩に負担となる仕事や動作を行うと、必ず肩に痛みが出現する... @PtGekikara
足関節・足部 何が損傷している? ~組織損傷から考える捻挫への介入~ 2024年2月15日 足関節捻挫は日常生活やスポーツ活動において、一番生じることが多い怪我の内の一つです。足関節捻挫の一般的な考えは”そんなに大した怪我ではない”といったような考え方が多いのが現状です。 しかし、足関節捻挫が生じると骨、靱帯、筋肉など多くの組織が損傷する可能性があり、痛みが長続きしたり、後遺症が残存することも多くあり... @PtGekikara
記事 膝関節 鵞足炎はなぜ生じる? ~解剖から発生機序を知り、評価-介入に繋げる!~ 2024年2月3日 変形性膝関節症(以下:膝OA)では膝痛や歩行障害、筋力低下など様々な問題が生じます。中でも、膝OAで最も頻繁に見られた問題は関節液貯留であり、続いて鵞足炎(鵞足滑液包炎)と言われています。 つまり、膝OAでは関節内の問題と関節外の問題が同時に生じる可能性がある疾患になります。今回の記事では、関節外の問題である... @PtGekikara